お嫁さんなのに強かった母

私が中学生の時に家を建て替えました。

それまでは広さだけはある築40年の木造二階建てで、どこもかしこも薄暗い上に小さな収納がいたるところにありかえって使いづらい家でした。

お風呂場では脱衣所が異様に狭く風呂桶も小さすぎて足を伸ばせずにリラックスとは無縁、台所も流しやコンロの位置が昔ながらのサイズで低いもので、40年分の落ちないシミが散らばって掃除をしていてもあまり清潔には見えないような有様でした。

私が生まれる前から貯めていた建て替え費用の目途がようやくついたらしく、いざ建て替えとなったら私の母が大張り切りでほとんど自分の使いやすい様に作り変えてしまいました。

祖母も同居していましたが、嫁がすべて決めたことに20年近くたった今でもぶつぶつと言っています。

150㎝の祖母に対して母は170㎝を超える身長です。

嫁入り当時から低すぎる洗面台や流しに毎日我慢していた絶対に建て替えるときは自分の使いやすい様にすると決意していたようです。

私も結婚しましたが、義理の母に断りなく物事を決めることなど決してできません。

母は強かったのだとつくづく思います。

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